どうも、ふぐふぐ(@fgfg_gr)です。
最近友人とPCゲームを一緒に始めてゲーム中はDiscodeでボイスチャットしながらやるのですが、声が小さくてよく聞こえないと言われました。
WindowsやDiscodeの設定を見直してもすべてMAXだし、ググっても有効な記事が見つからずに困っていました。
そこでソフトがダメならハードに頼ろうということでオーディオテクニカ(audio-technica)のマイクロフォンアンプ、AT-MA2を購入しましたのでレビューしていきたいと思います。
マクロフォンアンプとは?
そもそもマイクロフォンアンプって何?って方向けに説明します。
AT-MA2の説明によると下記の2つになります。
- マイク入力端子のないAV機器(ミニコンポなど)でマイク入力が可能になる
- お手持ちのマイクをマイクロフォンアンプにつないでクリアな収音や拡声に使用できる
AT-MA2はPCでも使用でき、マイクロフォンアンプの「クリアな収音や拡声」部分の機能を使用してマイクボリュームが小さい問題を解決しようという訳です。
マクロフォンアンプ「AT-MA2」のレビュー
開封の儀
こちらがAT-MA2の化粧箱になります。
付属品は下記になります。
- AT-MA2本体
- ACアダプター
- 取扱説明書
- 保証書
仕様・デザイン
AT-MA2は全体が金属製である程度の重みもあり質感が高いです。
前面(画像上)には6.3mmと3.5mmのマイクプラグ、モノラル/ステレオ切り替え付き電源スイッチ、マイクの感度を調節するゲインコントロールツマミ、パワーインジケーター、ピークインジケーターがあります。
マイクプラグは2つありますが、どちらにもマイクを接続して両方同時に使用することは出来ないようです。
後面(画像下)にはピンプラグ、ACアダプター接続プラグ、プラグインパワースイッチがあります。
使用感
まずコンパクトなボディで余計な機能が付いておらず使いやすい印象です。
使い方もドライバなどは必要なく、接続してパワーON!するだけです。(接続方法は後述します。)
6.3mmと3.5mmのマイクプラグが付いているので、ダイナミックマイクなども変換プラグなしで使えるのも嬉しいところです。
AT-MA2を使って友人とボイスチャットしてみたところ、ゲインコントロールツマミを少しアップさせただけで適切なボリュームで聞こえたようで効果は絶大でした!
主にゲーム中に使用するのですが手元でボリューム調整できるのでいちいちゲーム画面をタスクバーに落として調整してゲーム画面開く、、ということがなくなるのでとても便利です。
ヘッドセットの差し込みも近くなって取り回しがよくなりました。
僕のようなゲーム時のボイスチャットやテレビ電話で使うだけならモノラル設定で問題ないです。
AT-MA2とPCの接続方法
今回はWindowsのPCに接続する方法を解説します。
必要なもの
AT-MA2にはPCに接続するためのケーブルなどは付属していないので自分で用意する必要があります。AT-MA2を購入するときあわせて買うようにしましょう。
オーディオケーブル
ピンプラグx2(オス)⇔ 3.5mm3極ミニプラグ(オス)
AT-MA2とPCを接続します。
すべての接続方法で必要です。
オーディオ変換ケーブル
3.5mm4極ミニプラグ(メス)⇔ 3.5mm3極ミニプラグx2(オス)
ヘッドホンとマイクのミニプラグが一体化しているミニプラグを、それぞれヘッドホンとマイクのミニプラグに変換するケーブルです。
ミニプラグが一体化しているヘッドセットを使う場合は必要になります。
この変換ケーブルには似てるけどよく見たら違うパータンのものがいろいろ販売されています。
よく販売されているのはオスメスが逆のパターンです。
このパターンはなぜかなかなか売っていないので購入前によく確認してください!
接続方法
お使いのヘッドセットやマイクの接続方式によって異なりますのでそれぞれで解説します。
3.5mm3極ミニプラグx2の場合
ヘッドホンとマイクのミニプラグが赤と緑の2つのタイプです。
ミニプラグx2の接続はもっとも簡単でAT-MA2と接続すれば終わりです。
ヘッドセットのマイクのミニプラグをマイクロフォンアンプに接続します。
後はマイクロフォンアンプから出たオーディオケーブルをPCのマイクプラグに接続して完了です。
3.5mm4極ミニプラグの場合
最近よく見るミニプラグが1つのタイプです。
最近発売されたゲームでもビデオ会議などでも使用できるRazerの片耳ヘッドセット、Tetraもこのタイプです。
マイクとヘッドホンのミニプラグが一体化してしまっているためオーディオ変換ケーブルをかませてAT-MA2と接続します。
ヘッドセットのミニプラグをオーディオ変換ケーブルと接続してマイクとヘッドホンのミニプラグに変換します。
するとミニプラグx2と同じ状態になるので上記と同じように接続すれば完了です。
ヘッドセットにはUSBで接続するタイプもありますが、調べたところUSBを3.5mm3極ミニプラグに変換するケーブルなどはないようです。(そもそもできない?)
なのでUSB接続のヘッドセットを使用している方は今回紹介したやり方ができません。。

ふぐふぐの場合
私ふぐふぐがどの様な環境構築しているかご紹介します。
僕はヘッドセットにRazerのManO'War 7.1 Limited Razer Green Edition(画像左)を使用しています。
※現在はManO'Warの新しいモデルが発売されており、Nariといいます。
サウンドアダプターとしてPLEXTONEのGameDSP、GS5(画像右)を使用しています。
※通常GS5のみの購入はできず、イヤフォンとセットでG50として販売されています。
GS5単体で購入したければ上海問屋で販売されています。
またまた上海問屋で発見し、おもしろい機能としてイコライザーで足音が増幅するボタンが付いていて安かったしおもちゃとして買いました。
効果は微妙、、、でしたが手元でボリューム調整できるのはよいです。
GS5にはヘッドホンとマイクのプラグがそれぞれ付いています。

RazerのManO'Warは3.5mm4極ミニプラグなのでオーディオ変換ケーブルをかませます。
マイクのミニプラグはマイクロフォンアンプへ、ヘッドホンのミニプラグはGS5に接続します。
マイクロフォンアンプから出たオーディオケーブルもGS5に接続します。
後はUSBケーブルでGS5とPCを接続したら完了です。
まとめ
AT-MA2を導入したら、マイクボリュームの調整はもちろん、音質の向上、ヘッドセットの取り回しのしやすさなどマイク周りの環境が劇的によくなりました!
僕はゲームでボイスチャットをやるためにAT-MA2を購入しましたが、今流行りのビデオ会議での使用や、YouTuberや生配信している方にもオススメです!
是非AT-MA2を使ってみてくださいねー!